ゆでたタケノコを豚バラ肉とレモングラス、唐辛子、ハーブで煮込むタイ東北イサーン地方の郷土料理「モック・ノーマイ」。もち米でとろみをつけ、熱々のもち米ご飯と一緒に食べると、辛くて香り豊かでやみつきになります。
豚バラ肉とタケノコのモックは、ハーブの香りが豊かなイサーン料理。熱々のもち米ご飯と一緒に食べると、おいしくてやみつきになります。
タケノコのモックは、辛くて香り高いタイ料理です。イサーン料理のお店でも売られていますが、味はお店によってまちまち。今日は、豚バラ肉といろいろなハーブでタケノコを煮込み、米を加えてとろみをつけ、香りの強い発酵魚醤(プラーラー)で味を決める、家庭で作れるレシピをご紹介します。
「モック」とは?
モックとは、イサーン地方(タイ東北部)の郷土料理で、いろいろな具材をカレーペーストや発酵魚醤とあえ、レシピによっては米を加えて、バナナの葉で包んで蒸したり焼いたりした料理のことです。包まずに鍋で煮詰めて仕上げるレシピもあります。
タケノコのモックとタケノコのスープの違いは?
タケノコのモックは、レモングラス、赤小玉ねぎ(シャロット)、こぶみかんの葉、バジルといったトムヤムの材料で煮込み、米を加えてとろりとした食感に仕上げます。バナナの葉に包んで蒸すか焼くか、あるいは鍋で煮詰めます。一方、タケノコのスープ(ゲーン・ノーマイ)は、ねぎやパクチー、ノコギリコリアンダーを使い、炒り米の香りがする澄んだ汁物で、まったく別の料理です。
イサーン風タケノコのモックに入れるもの
タケノコはまずゆでておきます。レモングラス、唐辛子、シャロットをつぶしてペーストにし、ヤナーン葉のしぼり汁を加えて煮立てます。欠かせないのは豚バラ肉(他の肉でも可)、発酵魚醤とナンプラー。最後に米を加え、水分が減るまで煮詰めます。煮詰めない場合は、バナナの葉で包んで蒸すか焼いても構いません。
とろみ付けの粉について
米が足りない場合は、もち米粉、米粉、コーンスターチなどで代用して、全体をまとめることができます。
材料
作り方
カオブア(とろみ用の米)の作り方
- 米を水に浸してふくらむまで置きます。ざるに上げて水気を切ります。
- 米が乾いたら、すり鉢でしっかりとつぶしておきます。
タケノコのモックの作り方
- タケノコを火が通るまでゆでます。冷めるまで置いてから、フォークでこそげて細かくほぐします。
- レモングラスと塩をすり鉢でなめらかになるまでつぶします。唐辛子を加えて一緒につぶします。次にシャロットを加えて粗くつぶし、取り分けておきます。
- ほぐしたタケノコを鍋に入れます。タケノコがかぶるくらいのヤナーン葉のしぼり汁を注ぎます。火にかけて沸騰させ、つぶしたペーストを加えてよく混ぜます。
- 再び沸騰したら豚バラ肉を加えます。発酵魚醤、うま味調味料、ナンプラーを加えてよく混ぜます。煮立ったら味をみて、好みに調えます。ふたをして約10分、豚バラ肉に火が通るまで煮ます。もう一度味をみて調整します。
- つぶした米を加え、水分がなくなるまで混ぜながら煮ます。ふたをして、やわらかくとろみが出るまで煮ます。最後にタイバジル、青ねぎ、こぶみかんの葉を加えれば完成です。
コツ・ポイント
- 豚バラ肉の代わりに、豚ひき肉や鶏ひき肉でもおいしく作れます。
- 辛さは唐辛子の量で自由に調整してください。
- 発酵魚醤が手に入らない場合は、ナンプラーを多めにして代用できます。
タケノコのモックの完成です。熱々のもち米ご飯と一緒にどうぞ。
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