ローストしたかぼちゃをペーストにして混ぜ込み、パルメザンチーズで仕上げる北イタリアの秋の定番リゾット。生クリームなしでもクリーミーになめらか。バターでカリッと焼いたセージの香りが食欲をそそります。
かぼちゃとセージは、北イタリアの秋の食卓を代表する組み合わせです。このリゾットでは、かぼちゃの半量をローストしてペースト状にし、米と一緒にじっくり煮てクリーミーに。残りの半量は角切りのまま残して食感のアクセントにします。仕上げにバターでカリカリに焼いたセージの葉をのせれば、香りがキッチンいっぱいに広がります。生クリームは不要。米から出るでんぷんとパルメザンチーズだけで、なめらかな口当たりに仕上がります。
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材料
- リゾット用米(アルボリオまたはカルナローリ、なければ日本の米でも可) 320g
- かぼちゃ 600g(皮と種を取り、1.5cm角に切る)
- オリーブオイル 大さじ2
- 無塩バター 60g(2回に分けて使う)
- 玉ねぎ(小) 1個(みじん切り)
- にんにく 2片(みじん切り)
- 辛口白ワイン 120ml
- 野菜スープまたは鶏がらスープ 1.2L(温めておく)
- パルメザンチーズ 60g(すりおろす。仕上げ用に少量を別に取っておく)
- フレッシュセージの葉 12枚
- ナツメグパウダー 少々
- 塩・粗びき黒こしょう 各適量
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作り方
- オーブンを200°Cに予熱します。かぼちゃにオリーブオイル大さじ1、塩、黒こしょう各少々をまぶし、天板に広げて20〜25分焼きます。縁がうっすら焦げて中がやわらかくなればOK。半量をフォークでつぶしてペースト状にし、残りはそのまま取っておきます。
- 小鍋にスープを入れて沸騰直前まで温め、ごく弱火で保温しておきます。リゾットに加えるスープは、常に熱い状態を保ちます。
- 口の広い深めの鍋にオリーブオイル大さじ1とバター30gを入れ、中火で溶かします。玉ねぎを加えて5分ほど、透き通ってやわらかくなるまで炒め、にんにくを加えてさらに1分炒めます。
- 米を加えて2分炒め、米一粒一粒に油をなじませます。縁が少し透き通ってきたら次へ進みます。
- 白ワインを注ぎ、絶えず混ぜながら、汁気がほぼなくなりアルコール分が飛ぶまで煮ます。
- 熱いスープをお玉1杯(約150ml)加え、弱めの中火で混ぜ続けます。スープがほぼ吸収されたら次の1杯を加える、を繰り返します。これを約18分続け、米の外側はやわらかく、芯にわずかな歯ごたえが残る状態にします。
- 煮始めて12分ほど経ったら、かぼちゃのペーストをリゾットに混ぜ込みます。米がきれいなオレンジ色に染まり、引き続きスープを吸っていきます。
- リゾットを煮ている間にセージバターを作ります。小さめのフライパンに残りのバター30gを入れて中火にかけ、泡立ってきたらセージの葉を入れて1〜2分。葉がカリッとし、バターがうっすら茶色くなったらすぐに火から下ろします。
- リゾットが煮上がったら火を止め、パルメザンチーズ、取っておいた角切りかぼちゃ、ナツメグを加えて混ぜ、塩と黒こしょうで味を調えます。ふたをして2分休ませると、さらになめらかになります。
- 温めた皿に盛り、セージの焦がしバターを回しかけ、カリカリのセージの葉をのせます。仕上げにパルメザンチーズを少しふって完成です。
コツ・ポイント
- リゾットのコツは「スープは熱く」「少しずつ加える」「混ぜ続ける」の3つ。こうすることで米のでんぷんがゆっくり溶け出し、生クリームなしでも自然なクリーミーさが生まれます。
- 理想の仕上がりは、皿の上でゆるやかに流れるくらいのとろみ。イタリアでは「アッロンダ(all'onda=波のように)」と呼びます。硬すぎるときは火を止める前にスープをもう1杯足してください。
- 白ワインがなければ、同量のスープに小さじ1のレモン汁を加えて代用できます。
- リゾットは作りたてが一番。余ったら丸めてパン粉をつけて揚げれば、イタリアの定番「アランチーニ(ライスコロッケ)」になります。
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